「銀のいす」で知る残酷な

「銀のいす」で知る残酷な

「ナルニア国物語」は七冊の本からなっていますが、その中でも私の一番のお気に入りは迷いなくこれです。「銀の椅子」。発表された順番は四冊目ですが、ナルニア史的には終わりから二冊目です。だから、かなり後期の話ですね。この話、それまでの作品を読んでから読むと、より面白いんですよ。

主人公はジルという女の子。いじめられっこです。いじめっこから逃げるために、同級生のユースチスといっしょにナルニアへ来ます。この子、来たばかりのところでアスランにあうのにその言いつけをやぶってしまうんですよ。彼女とユースチスが訪れた時、ナルニアには問題が起っています。それはカスピアン王の息子のリリアン王子が行方不明になっているというもの。10年ほど前、リリアン王子は母親の女王と共に森へ出かけたのですが、そこで蛇にかまれて女王が死ぬのです。リリアン王子は敵を討つために何度も森に出かけて行くようになったのですが、そのうちに様子がおかしくなり、ある日行方不明になってしまいました。この、王様のカスピアンというのが「カスピアン王子の角笛」のカスピアンです。「アスラン王と魔法の島」(「朝びらき丸 東の海へ」ですね)のカスピアンです。カスピアンは「銀のいす」ではよぼよぼのおじいさんになっていて、息子を探しに船出し、旅先で死んでもう帰ってはきません。

こういうところがルイスはすごいなぁ、と思うのは、それまでの作品でかなりの主要人物を躊躇なく殺すところですね。カスピアンはその前の二作品で主役級なのに。そして蛇にかまれて殺された女王は、「アスラン王と魔法の島」(もう呼び方は映画にあわせます)で出会った星の血を引くラマンドゥの娘です。ラマンドゥの娘とカスピアンは「アスラン王と魔法の島」でいかにも幸せになりそうだったのに、あの二人の人生の最後がこんな悲劇に終わるだなんて。

前の作品に出てきたキャラクターが後に出てきて、それを知っているとより面白い、というのはクロニクルならではですね。トランプキンがすっかり年をとって耳が遠くなって、でも相変わらず思わず笑ってしまうようなユーモラスさでもって出て来るところはほほえましいポイントではあります。ユースチスは優等生になりすぎてはいないので、ご心配なく。相変わらず、そこそこ嫌な奴です。

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新米の若い担任。

テレビのニュースなどを見ていると、学校の先生が関係する事件を耳にする事があります。

生徒に暴行を加えた教授も居れば、全く関係の無い他人に暴行を加えたりなど…。

日頃の教師としてのストレスが原因で犯行に及んでしまった方が多いと思います。

犯行に及んでしまっては、悪いのは全て犯人になりますが…。

学校の先生とは本当にストレスの溜まるお仕事なのだと思います。

私は教師になった事も無ければ、学校とはほとんど無縁の学生でした。

高校生に入ると同時にスグに辞めた私にとって、教師の存在は中学生まででした。

しかし一人だけ今でも思い出す高校の教師が居ます。

それは私が高校生になったばかりの年に、新米として学校に来た先生でした。

年は28歳と非常に若い先生でした。

私の入ったクラスは、高校の中でも最低と言われたクラスでした。

2年生に上がる頃には、半分が辞めると最初から言われているクラスの担任に新米の先生が選ばれたのです。

私やクラスの生徒にとっても、担任の先生はとても重要人物です。

毎日必ず喋る事になる先生だからです。

新米の担任の先生は、とても優しい明るい先生でした。

最初は生徒からも気に入られ、入学してからの一ヶ月は穏やかな日々でした。

しかし序所に私のクラスは問題を起こすようになりました。

タバコや喧嘩などが学校で問題になり、責任は全て担任の先生へ行きます。

生徒からすれば担任の先生に迷惑が掛かるなんて事は、一切頭にありません。

しかし担任の先生からすれば、これ程苦痛だった事は無かったと思います。

そして新米だった私達の担任の先生は、わずか三ヶ月で学校をクビになってしまいました。

担任の先生がクビになる前日、私は担任の先生と一緒に居ました。

私は高校生になると同時に働く事を覚え、あまり学校には行っていませんでした。

そして学校へ行っても規則を守る事は無く常に「帰れ」と言われ家に帰る事が多かったと思います。

家に帰る途中、学校のスグに近くの公園でさぼっている担任を見つけました。

その時既に担任の先生はクビになると知っていたのだと思います。

私は担任とも仲が良かったので、最後に色々と話す事にしました。

担任の先生はもう自信が無いと言っていました。

そして教師の仕事を辞めて、家庭教師などを始めたいと言っていました。

結局私は担任の先生よりも先に学校を辞める事になりました。

後から一緒のクラスだった友人に話を聞くと、先生はクビになり居なくなったと言っていました。

先生は元気にしているのか、今でも少し心配になってしまいます。

学校の教師と言うのは、本当に難しい物だとこの時初めて思いました。


2012 「銀のいす」で知る残酷な